2006年06月29日

マロンのこと

マロンのことはなかなか、このブログに書けずにいました。

元飼い主が読んでいること、
レスキューを依頼してきた人が元飼い主の部下である事、
レスキューを依頼してきた人は私の大切な友人である事、
また、放棄したにもかかわらず意味のない電話を元飼い主がしてくること、

そんな理由から、このブログの更新は滞るようになってしまいました。
しかし、友人が元飼い主の部下ではなくなったと聞き、実害はなくなったので
これからは、あからさまにマロンのことを書いていこうと思います。

マロンは明らかにたくさんの虐待にあってきた子です。
マロンの引渡しに行ったとき、飼い主がマロンの前の名前を呼ぶと
マロンはソファに座った私の後ろに逃げ込んで来ました。
元飼い主は言いました。

「この子、頭がおかしいんです。」

現在のマロンをあなたに見せてあげたい。
どこがおかしいのか?

maron004.jpg

元飼い主に「好物はなんですか?」と聞くと
「からあげとアイスクリーム」と答えました。
預かってすぐ、獣医で血液検査をすると、溶血がみられました。
たまねぎ中毒などの時の症状です。その事を伝えると、

「以前、乾燥剤を食べちゃった事があるんですよ〜その時はね、
タールみたいな下痢したけど、自分でガブガブ水飲んで治しちゃったの。
丈夫なんです、あの子。だから平気よ。」

殴ってやろうかと思いましたよ・・・元飼い主さん・・・。
それに価しない人だ、どうか二度と生き物を飼わないでくれと、
自分を諌めましたけど・・・。


そしてひどい肥満状態でした。
頭蓋骨より首の方が太いのです。首輪もこれでは抜けてしまいます。


我が家に預かった当時のマロン
maron003.jpg


現在のマロン
maron005.jpg

現在では高脂血症にまで改善されましたが、まだまだ食事療法は続けます。
人間だって、バランスの良い食事や睡眠をとらなければイライラします。
体調も崩します。どうして犬も同じだと判らないのでしょう。悲しい事です。
マロンを預かって2ヶ月の間、『叱っても大丈夫な子』にするのに大変な苦労をしました。
たくさん怒られ、たくさん叩かれ、たくさん嫌な目に遭った子は自信を無くします。
マロンの眉間にはいつもしわが寄り、目はおどおどしていました。
そんな子を叱ったら、ますます自信を無くしてしまう。

そして、構ってもらえないと、何かに依存しないと自分を保っていられませんでした。
PCに向かっている時、家事に勤しんでいる時、他の子を構っているとき、
必ずと言っていいほど、食器、テーブルの足、ベッドカバーのすそなどに依存してしまいます。
(物品依存を直すため、オモチャや時間のかかるオヤツは2ヶ月の間与えないようにしました)
依存というのは、具体的にはそれをじーーっとみつめて守り、近寄るものを威嚇します。
取り上げようとしたら攻撃しようとします。
物品監守という訓練が入った犬のようになってしまうのです。
何かに依存してしまったら、とびっきりのご褒美(レバーやチーズ)を持ち、
「オフ」とコマンドしながら物々交換をもちかけます。
離したら褒美を与え思いっきり褒める。これを徹底的に続けてきました。

2ヶ月半経過して、やっと、ここ1週間くらいは、ご褒美なしでも、「おいで」とコマンドしなくても
オモチャや時間のかかるオヤツ(ガムやアキレスなど)を与え、
目の前から取り上げても気にしないまでになりました。
咥えている物も、「オフ」ですんなり離すようになりました。

まだまだマロンには課題がたくさん残っています。
初対面の犬に吠えてしまうこと。
自分より大きい犬には威嚇してしまうこと。
他の子を構っていると呼ばれるまでひっくり返ってダダをこねてしまうときがある事。
犬同士の遊びの中に自分から「いれて〜」と入っていけないこと。
(現在は凛に「マロンと遊んで」と誘うように促し、凛に誘われた時のみ遊べます)

それでも、人間が大好きな甘えん坊の良い子です。
おすわりも、伏せも、待ても、おいでもきちんと出来るし、私の帰宅時にはケージの中で
「おすわり、待て」をして扉を開けても「よし」と言われるまで飛び出さないし、
お散歩の時は引っ張らないし、なにより、トイレの成功率が100%です!
(4パピだって、たまにしくじるのよ〜〜偉いわ〜♪)

里親さん、募集中です!


そしてこいつも・・・
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ニックネーム ちはりん at 08:41| Comment(15) | マロン君の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする